総長に恋したお嬢様Ⅱ
「今年もよろしくな」

『はいっ!』

私たちはいつもの部屋に入った。

「ふー、やっぱり寒いっ!」

葵君がそう言ってブルっと震えた。

「寒いね〜、ほんと」

私はみんなにココアを入れた。

「はい、どうぞ」

「ああ、ありがとな」

私も座ってココアを飲む。
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