総長に恋したお嬢様Ⅱ
返事をして席についた。
あの日、美樹は初めての暴走に
目を見開いてたけど
すごく嬉しそうだった。
興奮して私の家に帰ってもずっと喋り続けたほど。
「ね、今日も行く?」
「うんっ!」
日にちを見て少し目を伏せる。
…もうすぐお兄ちゃんの命日だ…。
「ん?玲、どうしたの?」
美樹が私の顔を覗き込む。
「う、ううん!なんでもない!」
私は美樹に笑顔を見せた。
あの日、美樹は初めての暴走に
目を見開いてたけど
すごく嬉しそうだった。
興奮して私の家に帰ってもずっと喋り続けたほど。
「ね、今日も行く?」
「うんっ!」
日にちを見て少し目を伏せる。
…もうすぐお兄ちゃんの命日だ…。
「ん?玲、どうしたの?」
美樹が私の顔を覗き込む。
「う、ううん!なんでもない!」
私は美樹に笑顔を見せた。