総長に恋したお嬢様Ⅱ
溜まり場ではみんな優しく接してくれて、

心底落ち着いた。

美樹は今日は暴走に来れないらしい。

「いいか、今日は蓮さんの命日だ。
蓮さんのことを胸に刻み込んで
蓮さんのために走れ。それが今日の
暴走だ」

『はい!』

私はいつものように車に乗り込んで

忠さんの運転で発進し出した。
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