総長に恋したお嬢様Ⅱ
「お兄ちゃんは…お兄ちゃんの死体は
どこにやったの?」

「海に沈めてやったよ」

ひどい…沈めたなんて…

「証拠隠滅の為にな」

ぐっと唇を噛む。

「その顔…兄貴にそっくりだなぁ?」

雷はそう言って私の顎を掴んだ。
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