総長に恋したお嬢様Ⅱ
「うーん♪幸せっ!」

…いつものサバサバした美樹はどこへ?

「先輩、ねぇ…」

絶対裏あるよ…

ああいう顔は絶対そうだと思う、うん。

「先輩?」

「うん、絶対…」

…ん?

ばっと後ろを振り返ると憐斗君が立っていた。

「先輩って?」

な、なんかこわい…

「いや、その、テニス部の先輩」
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