総長に恋したお嬢様Ⅱ
誠は目を見開き、同時に悲しそうな目を

私に向けた。

「ってことだから」

憐斗君はそう言って私の肩に

手を置いて誠を睨んだ。

な、なに、憐斗君、すごい睨んでる…。

誠は悔しそうに唇を噛み締めて

踵を返すと去って行ってしまった。

「誠…どうしたのかな…」

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