総長に恋したお嬢様Ⅱ
そう言って誤魔化して何気に真君を見ると

いつものように本を読んでいる。

「…ちょっと来い」

憐斗君はそう言って私の腕を掴んで

引っ張っていく。

「え?どうしたの?」

「ちょっと二人にしてくれ」

質問した葵君にそう言って

憐斗君の部屋に入った。
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