総長に恋したお嬢様Ⅱ
そう言うと真も

まっすぐ俺を見て言った。

「…俺も今は幹部としてじゃなく1人の男として言う。
…これから玲にアタックしてくから、覚悟してて。あ、幹部としてじゃないから
選ぶのは玲に任せてよ?そうじゃないと不公平」

後ろで3人が顔を引きつらせてるのがわかった。

「…総長の名を使うような汚いマネはしねぇよ。
その代わり俺の恋人だから手は出すな。
これは総長としての言葉だ」

俺がそう言うと真は黙って頷いた。
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