オオカミシェアハウス
今まで喋っていたところとは違う洋風の雰囲気。
上を見てみると、広々としたロフトまである。
これは、家賃の割にしてはかなり良い部屋なんじゃ…!
「どう?気に入った?」
「こんな良い部屋、あんな安い家賃でいいんですか…?」
「ああ、それは君が料理をしてくれればの話」
「料理、ですか?」
「生憎今住んでる3人の中に料理の得意なやつはいなくてね。毎日4人分…いや、3人分の料理を作ってくれるなら、あの家賃でいいよ」
料理は好きだし、3人分でも4人分でも多く作る分は全然構わない。