オオカミシェアハウス
「ああ、私、今日からこの家に住むことになったんだけど…入谷くんはこの辺に住んでんの?」
「ああ、……………は?ちょ、待て」
「えっ?」
入谷くんが私の肩をガッと掴んだ。
「お前、今、今日からここに住むって言ったか?」
「言ったけど?」
「!?」
私の言葉を聞いた彼は青くなり、赤くなり、そして怒りの形相になり、私が開けずにいたドアを思いっきり開けた。
「ちょ、入谷くん!?」
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