オオカミシェアハウス





「っ、ありがとうございます!また作りますね!」


「…じゃあ、次も、ヨロシク」


「はいっ!」


―美味しかったよ。
―次も、ヨロシク。


そんな一言で、私の心の中は歓喜で埋まる。


桐山さんは、仲良くなるまで時間がかかるかもと言っていたけど―


案外、上手くやっていけそう。


「あ、でも別に飯は認めただけで、アンタのこと認めたわけじゃないから」


…かな?





< 65 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop