君とすれ違ったあの日から
その日私は君を見つけた
その人が廊下で私の横をすれ違った時、過去の私と同じものを感じた。
振り返ってみるとその人の背中は
だんだんと遠ざかって行く。
「里美どうしたの?」
親友の友美に声かけられて、友美を見た。
「ねぇ、友美。今すれ違った人、誰?」
「今すれ違った人?あれは確か
1-Dの原田君だよ。」
「原田君か。ちなみに下の名前は?」
「え、下の名前は…貴志(たかし)かな?いきなりどうしたの?あ。まさか!」
と友美は何かを直感したらしい。
ニヤリと笑って、私の耳元に顔を近づけて、
「五十嵐 里美(いがらし さとみ)さん。まさかの一目惚れ…ってやつですか?」
私ははぁ〜っとため息をついて
「違います〜。ちょっとだけ気になっただけです〜。」
「まぁまぁ。そう隠さなくていいよっ。あともう少しでクラス替えだから少し期待しときなよ!」
友美はその後も何かを話していたが私は原田貴志っていう人の事を考えていて聞いていなかった。
あのオーラ…。きっとあの頃の私と同じなのだと直感した。
振り返ってみるとその人の背中は
だんだんと遠ざかって行く。
「里美どうしたの?」
親友の友美に声かけられて、友美を見た。
「ねぇ、友美。今すれ違った人、誰?」
「今すれ違った人?あれは確か
1-Dの原田君だよ。」
「原田君か。ちなみに下の名前は?」
「え、下の名前は…貴志(たかし)かな?いきなりどうしたの?あ。まさか!」
と友美は何かを直感したらしい。
ニヤリと笑って、私の耳元に顔を近づけて、
「五十嵐 里美(いがらし さとみ)さん。まさかの一目惚れ…ってやつですか?」
私ははぁ〜っとため息をついて
「違います〜。ちょっとだけ気になっただけです〜。」
「まぁまぁ。そう隠さなくていいよっ。あともう少しでクラス替えだから少し期待しときなよ!」
友美はその後も何かを話していたが私は原田貴志っていう人の事を考えていて聞いていなかった。
あのオーラ…。きっとあの頃の私と同じなのだと直感した。