君とすれ違ったあの日から
桜が満開で新学期が始まろうとしている。
私達にとって高校生活2年目だ。
新学期。クラス替え。
2年目なのに入学したての頃を思い出す。
いろいろ考えながら桜並木の下を歩いて登校していると前から友美が走ってきた。
「おはよう。友美。」
息切れしている友美に挨拶をする私。
「おはよう…っ!ハァハァ…。ねぇ!今掲示板見てきた!同じクラスだよ!私達同じA組!」
「え!?嘘!?本当に!?」
登校途中のなのに通学路でワーワーと騒いでいる私達。
友美とは文系の選択は同じだったがまさか同じクラスになるとは思わなかった。
友美と同じクラスはすごく嬉しい。
暫くして、2人で校舎に向かって歩いている途中、友美は何かを思い出してニンマリと笑った。
「え、なに笑ってるの?」
「里美さ〜、1年の最後の方ですれ違った男の子のこと覚えてる?原田君。」
「あぁ。うん。覚えてるよ。」
正直、この春休み中ほとんどあの人のこと考えていた。
過去の私と重ねて彼を見ていた。
夢にさえ出てくることもあった。
顔は見えなかったけど…。
だから忘れたことはなかった。
そんなこと考えていたら友美は驚くことを言った。
「原田君も同じクラスだよ!良かったね!」
私は今酷い顔してると思う。
口がポカーンとあいてて、目を見開いて。
「え…同じ…?」
嘘…同じクラスになったの?
まさか同じクラスになるとは思わなかった。
でもあの人のことが気になるのは確かだ。
恋愛のことではないけどね。
よし、チャンスがあれば話してみよう。
私達にとって高校生活2年目だ。
新学期。クラス替え。
2年目なのに入学したての頃を思い出す。
いろいろ考えながら桜並木の下を歩いて登校していると前から友美が走ってきた。
「おはよう。友美。」
息切れしている友美に挨拶をする私。
「おはよう…っ!ハァハァ…。ねぇ!今掲示板見てきた!同じクラスだよ!私達同じA組!」
「え!?嘘!?本当に!?」
登校途中のなのに通学路でワーワーと騒いでいる私達。
友美とは文系の選択は同じだったがまさか同じクラスになるとは思わなかった。
友美と同じクラスはすごく嬉しい。
暫くして、2人で校舎に向かって歩いている途中、友美は何かを思い出してニンマリと笑った。
「え、なに笑ってるの?」
「里美さ〜、1年の最後の方ですれ違った男の子のこと覚えてる?原田君。」
「あぁ。うん。覚えてるよ。」
正直、この春休み中ほとんどあの人のこと考えていた。
過去の私と重ねて彼を見ていた。
夢にさえ出てくることもあった。
顔は見えなかったけど…。
だから忘れたことはなかった。
そんなこと考えていたら友美は驚くことを言った。
「原田君も同じクラスだよ!良かったね!」
私は今酷い顔してると思う。
口がポカーンとあいてて、目を見開いて。
「え…同じ…?」
嘘…同じクラスになったの?
まさか同じクラスになるとは思わなかった。
でもあの人のことが気になるのは確かだ。
恋愛のことではないけどね。
よし、チャンスがあれば話してみよう。