【短】Going to the sea
今日もあたしは瑛斗を待つ。




「カエってマジわかりやすいよなぁ。」




「何言ってんの!?トップ!!」




「あ、瑛斗来た。」




「瑛斗ッッ!!!」




あたしは勢いよく振り向く。




でもそこに瑛斗の姿はない。




「騙したなぁーッ!!」




「瑛斗のコト好きだろ?」




あたしは図星のあまり固まった。




「わっかりやすいなぁ~♪」




「ヒ、ヒトメボレなのッ。」




「意外に純情少女なワケだ。」




「初めてなんだからぁ・・・。」




瑛斗にあたしはヒトメボレしたんだ。




運命なんじゃないのかって感じたんだ。




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