Bad flowers
「二人を巻き込んじまって悪いと思うんだが、お前らもいつ襲われるか分からない。
そこで、こちらの族に一旦属してもらい、
いざとなったら共闘してほしい。」


おお!!確かにこの二人が味方なら心強い!!


「アタシはいいけど?」


「俺も大丈夫でっせ!!」


二人はそう答えた。


「まあ、交換条件ねぇ。
アタシらを味方にして戦わせるかわりに、
アタシら個人の味方にもなる…と。
いいわねぇ。面白そうじゃないの。」


…なるほど。


龍円さんはずる賢いのかもしれない。


上手く世間をまわっていけるような知恵があるなぁ。



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