Bad flowers
すると、藍は俺の服の袖をぎゅっと握った。


「そんな風にされたら、寂しすぎて死んじゃう。」


子ウサギ…みたいな奴。


「俺もだ。」


藍の事がすごくいとおしくなって抱きしめた。


「龍円…さ…。」


「かーわいい…。離したくねぇ。」



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