蝶子の夢【完】
「あいかねぇ。もう、しょーがくせーなのに、じ、うまくかけないの……。でもね!おなまえはかけるんだよ!あいか!」
引き出しからクレヨンとお絵描き帳を出すと、ぶきっちょな字で[たなべ あいか]と書く
ね?と言いながら私の目の前まで持ってきてまた笑う
「じょーずね。……きっともっとうまくかけるようになるよ。藍佳ちゃんならね」
藍佳ちゃんの頭を少しだけそっとなでる
照れ臭そうな素振りを見せると、おねぇちゃんの名前をかく!と言って、またクレヨンを握った
引き出しからクレヨンとお絵描き帳を出すと、ぶきっちょな字で[たなべ あいか]と書く
ね?と言いながら私の目の前まで持ってきてまた笑う
「じょーずね。……きっともっとうまくかけるようになるよ。藍佳ちゃんならね」
藍佳ちゃんの頭を少しだけそっとなでる
照れ臭そうな素振りを見せると、おねぇちゃんの名前をかく!と言って、またクレヨンを握った