蝶子の夢【完】
あ……

かーっと顔が頬が熱くなるのが自分でも分かる。

最悪…。恥ずかしい。

まともに夢野くんの顔なんか見れない。

俯いて顔をそらす。

早くあっち行ってくれないかな。すごく居心地が悪い。心臓がとくとくとくと速く脈打つ。

「野田さん。」

もう!何よ!早く要件言ってよ。

「あ、あああのさ!早く要件言ってもらっていい?!」

し、心臓落ちつけ!私も落ち着け!

「野田さん…」

とくとくとくとく………

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