No title
そんなこんなで登学当日。
学園についてからというもの観衆の眼差しをひしひしと感じながら教室にたどり着くのも一苦労。
「広すぎだろ...」
疲れたと思いつつ教室のドアにてをかけようと踏み止まってみた。
「誰だよ...こんな怖いことする奴は。」
ドアにはかなり高度な術式が施されていた。
触ったら感電で即死w
「解除するのは簡単だけどな。」
術式を解除して何事もなくドアを開けると中にいた生徒達と教員は驚いていた。
「なんですか?顔何かついてます?」
「どうやって解いたのですか...」
女生徒の一人が声を震わせ聞いてきた。
「ドアの術式はあんたがやったのか。普通に解いた。あーいったいたずらはやらない方がいいと思うがな?」
俺はそう言い終えると教員に向かい
「ねぇ?先生?」
とうすら笑みを浮かべて笑った。