†バー恋†~初めてのクリスマスイヴ~確かな愛
カレンダーには赤丸。
≪翔吾と初めてのクリスマスイヴ≫と書かれてある文字を見つめる。
「もしもし!聞こえてるか!」
言葉を発しないあたしに声を掛ける。
「……聞こえない……何も……聞こえないっ!」
ワガママだとわかっていても、翔吾のせいじゃないってわかっていても……言ってしまった。
「ごめん……本当に悪いと思ってる。でも、25日の朝一には帰れるから、そしたら一番にお前に逢いに行くから!」
翔吾の必死さが伝わる。
でも……。
「24日じゃなくちゃ意味がないわ。サンタさんが来ないでしょ!もういい、わかった!独りでケーキ食べてお腹こわしてやるっ!」
≪翔吾と初めてのクリスマスイヴ≫と書かれてある文字を見つめる。
「もしもし!聞こえてるか!」
言葉を発しないあたしに声を掛ける。
「……聞こえない……何も……聞こえないっ!」
ワガママだとわかっていても、翔吾のせいじゃないってわかっていても……言ってしまった。
「ごめん……本当に悪いと思ってる。でも、25日の朝一には帰れるから、そしたら一番にお前に逢いに行くから!」
翔吾の必死さが伝わる。
でも……。
「24日じゃなくちゃ意味がないわ。サンタさんが来ないでしょ!もういい、わかった!独りでケーキ食べてお腹こわしてやるっ!」