【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


そりゃ、は?だわって私たちの部屋へ向かいながらも


ずっと笑い続けていて


自転車は買ってあげるからもっといいものを頼みなさいと言う。


だけど欲しいものは他にはない。


それにこの自転車というのは私にはとっても大きな意味があって


絶対的に記念になるんだ。



「だってね?外は前より危険はなくなったって言ったの」


「あぁ」


私に何か起きたらどうなるかという事は極道であれば言わずとしれた事。


何の為の誓いであり何の為の盃だったのかということらしい。


絆を結んだ組以外の心配はあるけれど相手にする数が違い過ぎるから


そうそうバカな行動は滅びる結果しか招かない事は私でもわかる。


そうなれば、ちょっとコンビニ行ってくると出かけることが可能に思えたわけだ。


極道がひとつになったっていう証拠みたいなもので


私には何より実感出来る体験になるわけだ。





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