短編*言の葉
《...ん。今何時だ》
時計を見ると10時
1時間しかたっていない...
かといって眠れないしなぁ
けど起きとくのも何か怖いな...
すると
ザッザッザッ...何かが近寄ってくる音が
《...近づいて来てる?》
次第に音は大きくなり
後ずさる
とっさに私は教壇に隠れ
息を殺して待った
ガチャリ
ガラガラガラ........
脈拍が上がってくるのがわかる
ふっと、足音が消えたその時
?『見つけた』
「あ...あああ...」
腕を捕まれ私は必死に抵抗する
叫び声も出せないのがもどかしい
?『いい加減、目開けろよ!』
そう言って誰かは私を強く抱き締めていた
恐る恐る 目を開けると....