俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~
なくしもの
ぷ、ぷはあぁーー。
お風呂、気持ちよかったなぁ……。
リビングのソファーでテレビを見ながら、私は頭をバスタオルでふいていた。
やっぱ、お風呂って、最高だよねー。
「上がった?」
後ろから声をかけられる。
わ、忘れてたっ。
上がったら、声をかけてって言われてたんだ。
「あ、うん。上がったよ」
そう声をかけて頭を拭くのを再開する。
「わっ!!」
急に背中から抱き締められ、思わず声をあげる。
「ちょ、な、なに?!」
「……シャンプーの匂いがする」
爽が髪に顔をうずくめた。
ドキドキと鼓動が速くなっていく。
お風呂、気持ちよかったなぁ……。
リビングのソファーでテレビを見ながら、私は頭をバスタオルでふいていた。
やっぱ、お風呂って、最高だよねー。
「上がった?」
後ろから声をかけられる。
わ、忘れてたっ。
上がったら、声をかけてって言われてたんだ。
「あ、うん。上がったよ」
そう声をかけて頭を拭くのを再開する。
「わっ!!」
急に背中から抱き締められ、思わず声をあげる。
「ちょ、な、なに?!」
「……シャンプーの匂いがする」
爽が髪に顔をうずくめた。
ドキドキと鼓動が速くなっていく。