俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~
「皆様、それでは発表いたしますので、席にお着きください。」






先生がそう言ったのを合図に皆シーンとなった。







もちろん、私は少しだけ微笑んでいる。







けどっ……








ドキドキドキドキ……







心臓がっ!止まらないっ!








「それでは…ー」









先生がそう、言いかけたとき、







「遅れた、遅れた」








と、言う声と共に、ドアが開く音が。
< 6 / 99 >

この作品をシェア

pagetop