乱華SS
「は?震えてる?寒いかここ〜?」
「いや、寒くねぇわ。なんならコイツブランケット着てるわ」
あ、そうなの?
どうりで暖かいと思えば。
もしや、正宗が掛けてくれたの?
いつも悪いね!!
なんて考えていたら
「ふーん。てか起きてんじゃねーの〜?」
まさかの墓穴。
バレてるじゃん!!
目を瞑ったままの私には奴らの顔なんて見えないけど、タク以外の気配が近づくのがわかった。
「ふ〜ん。心チャンもしや起きてて聞き耳立ててるの〜?イヤラシー」
そして次の瞬間あろうことか耳元で話終えた修は、私の耳たぶをカプリ甘噛みした。
「ギャーーーー!!!」
なっ…
な、な、な、
何すんのーーー!?