舞姫
棗をベッドに寝かせてから3時間がたった

やっぱり酷くうなされていて汗もすごい

――変われるもんなら変わってあげたい

そう思った・・・


それから1時間後棗は目を覚ました

幸『おはよう、棗』

棗「ひっ、やっ来ないで!」

幸『大丈夫、落ち着いて
あたしは何もしないから、
ただ、
あなたの話を聞きたいだけなの』

そういってあたしは棗を抱きしめた

棗「やっやだっはっはっはっ」

幸『大丈夫、大丈夫、落ち着いて
大丈夫だから、大丈夫』

棗「はっは、だい・じょう・・ぶ・・?」

幸『そう、大丈夫、大丈夫だよ』

棗「ほん・・・と?」

幸『うん、大丈夫。
何もしないよ、何もしない』

そう言うと棗はたんだん落ち着いてきて、
安心したのかあたしの手の中で
もう一度眠りについた





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