愛しき日々へ
*金持ちがっ!*
母さんとの買い物するか時間を潰すために図書館に行く。
それ意外は俺は外に出ることはなかった。
あったとすれば近くのスーパーに行くときとかぐらいだ。
だから、こんなゲームセンターとかで遊ぶのは初めてで年甲斐もなくはしゃいでいた。
というか、こんな朝早くからゲームセンターが開いていることにも驚いた。
はじめてやったゾンビのゲームもリアルで飛び出して来たりするからめっちゃ楽しかったし。
ゲームセンターって本当に色々あるんだな…。
「楽しいか?」
「うん!あ、ごめん…はじめて来たからついはしゃいで…。」
あまりにも楽しくてテンションが上がりすぎてた。
やばっ…引かれたかな。
「砂羽が楽しければそれで良い。さて、次はなにしてみる?」
ぐしゃっと俺の髪を撫でた龍はそういって俺の手をひいて歩いてく。
引かれて、なかった?
というか手、大きいな。
そう思うとなんだか気恥ずかしくてなぜか笑ってしまった。