Lightning
「勿体ねぇな!」

ジョンを鍔迫り合いの体勢から押し返し、バックハンドブローの要領で斬撃を放つロスティス!

ジョンはこれをしゃがんで回避し、斬り上げを見舞う。

跳躍し、一跳びで82式指揮通信車の屋根に飛び乗るロスティス。

「綺麗事を言っちゃいるが、お前も兵士だったんだろ?パレスチナ紛争を経て、アフガンの武装勢力に参加していた少年兵…ガキの頃から殺しが日常だった」

「好きでやってた訳じゃない」

「だが兵士として認められたくて必死だった。一人前と認められる為なら、爆弾抱えて平気で敵を道連れにしようとした…狂気の少年兵だよなぁ…」

そう言って、ロスティスは口角を上げる。

「お前…ウチ向きのコントラクターだよ。クリーンな活動がモットーなんて言ってないで、ブラックアウトカムズに転職したらどうだ?『同類』のコントラクターも沢山いるぜ?仲間同士、楽しく殺ろうじゃないか」

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