Lightning
そこにジョンの付け入る隙があった。
サイボーグの彼になら、アナトールの狙撃位置が目視できる。
距離は凡そ1.5キロ。
ダネルの最大射程をギリギリまで生かしたスナイピングポイントだ。
成程、腕のいいスナイパーだ。
しかし。
「俺を野鼠か何かと勘違いしていないか?」
ジョンは右足首のホルダーに差したカーボンナイフをスラリと抜く。
ジョンの専門は接近戦。
故にこういった狙撃には手も足も出ない。
当然彼自身も、こういう状況は想定している。
MARK23もアテにはしていない。
だからこそ。
「こんな技術も身に付けている!」
サイボーグの彼になら、アナトールの狙撃位置が目視できる。
距離は凡そ1.5キロ。
ダネルの最大射程をギリギリまで生かしたスナイピングポイントだ。
成程、腕のいいスナイパーだ。
しかし。
「俺を野鼠か何かと勘違いしていないか?」
ジョンは右足首のホルダーに差したカーボンナイフをスラリと抜く。
ジョンの専門は接近戦。
故にこういった狙撃には手も足も出ない。
当然彼自身も、こういう状況は想定している。
MARK23もアテにはしていない。
だからこそ。
「こんな技術も身に付けている!」