Lightning
「くっ!」

慌てて移動しようとするも、もう遅い。

高く跳躍し、腰の高周波ブレードを抜刀したジョンは。

「頂く」

瞬斬にて、アナトールの四肢を斬り飛ばす!

宙を舞う手足、地面に落ちるダネル。

「うぐぅ!」

達磨と化したアナトールは地面に倒れ。

「終わりだ」

ジョンは切っ先を彼の鼻先に突き付けた。

身動き一つとれないとあっては、最早抵抗のしようもない。

「義体ならば修復すればまた狙撃もできるだろうが…スナイパーでありながら剣士に敗北した恥、一生背負い続けるがいい、鬼畜」

< 79 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop