心を全部奪って
「ひまり…」
「ん?」
「お願いがある」
「なに?」
ひまりが大きな瞳で、俺を見上げている。
あぁ…、可愛い。
むっちゃ可愛い。
遠距離なんかしたら、地元の男に言い寄られそうで怖い。
そいつがむっちゃ金持ちだったらどうしよう。
工藤課長みたいに大人で、すげーかっこよかったらどうしよう。
不安だ…。
「どうしたの?
お願いってなに?」
「ん?んー…。
あの、さ」
「うん」
「ひまりを抱きたい…」
ボソッと呟くように言ったら、
えっ?と明らかに動揺するひまり。
こればっかりは強引に出来ないと思って、
一応許可を取ってみる。
それで素直にいいよって言えるようなひまりじゃないことも、よくわかっているけれど…。
「ん?」
「お願いがある」
「なに?」
ひまりが大きな瞳で、俺を見上げている。
あぁ…、可愛い。
むっちゃ可愛い。
遠距離なんかしたら、地元の男に言い寄られそうで怖い。
そいつがむっちゃ金持ちだったらどうしよう。
工藤課長みたいに大人で、すげーかっこよかったらどうしよう。
不安だ…。
「どうしたの?
お願いってなに?」
「ん?んー…。
あの、さ」
「うん」
「ひまりを抱きたい…」
ボソッと呟くように言ったら、
えっ?と明らかに動揺するひまり。
こればっかりは強引に出来ないと思って、
一応許可を取ってみる。
それで素直にいいよって言えるようなひまりじゃないことも、よくわかっているけれど…。