心を全部奪って
「なに?これ…」
出社して自分の席に着いた途端、
机の上に置かれたFAXに目を疑った。
「す、鈴木さん」
私の席の向かいに座っている鈴木さんに声をかける。
「青山商事さんから、ものすごい数の発注が来てるんですけど。
これ、何かの間違いでしょうか?」
鈴木さんにFAXを見せると、鈴木さんが大きく目を見開いた。
「げっ!何だこれ?
これ明らかに桁を間違ってるぞ。
新人の事務員さんが間違って入力したのかもしれない。
ちょっと確認の電話を入れてみるよ」
そう言って鈴木さんは、青山商事に電話をかけ始めた。
春はどこの会社も人の入れ替えがあるから。
多分、入力ミスね。
もともとそんなに取引は多くない会社だし。
いきなりそんな大量注文が入るはずないもの。
出社して自分の席に着いた途端、
机の上に置かれたFAXに目を疑った。
「す、鈴木さん」
私の席の向かいに座っている鈴木さんに声をかける。
「青山商事さんから、ものすごい数の発注が来てるんですけど。
これ、何かの間違いでしょうか?」
鈴木さんにFAXを見せると、鈴木さんが大きく目を見開いた。
「げっ!何だこれ?
これ明らかに桁を間違ってるぞ。
新人の事務員さんが間違って入力したのかもしれない。
ちょっと確認の電話を入れてみるよ」
そう言って鈴木さんは、青山商事に電話をかけ始めた。
春はどこの会社も人の入れ替えがあるから。
多分、入力ミスね。
もともとそんなに取引は多くない会社だし。
いきなりそんな大量注文が入るはずないもの。