幼なじみに恋をして…

~翔太side~
 [バタン]

翔「た、だいま。」
翔母「おかえり…どうしたの!?」

まだ顔色もどってなかったか…。

翔母「で?きちんと話したの?」
翔「いや、引っ越すって言って来ち  まった…。」
翔母「全く…男くせに…。」
翔「しゃあねぇだろ?心配かけたくな かったんだよ。」

そう。引っ越すというのは嘘。
俺はある日突然、心臓の病気にかかっちまった。病名は覚えてないが、かなり重い病気のようで2~3年は必要みたいだ。
で、近くの病院では手術ができない為、2つ越した県に引っ越す事になった。(ま、引っ越すのはあってるか。)

翔母「行くのは明日だっていうのにど  うすんの?まさか言わないの?」
翔「あぁ、亮太には言っとくよ。」
翔母「そう…。」

それから、俺は自室に戻った。
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