幼なじみに恋をして…
~翌朝~

昨日起きた時間に起きて準備をして翔太を待っていた。
だけど、迎えの時間になっても翔太は来なかった。何かあったのかな…?

玲「ねぇ?お母さんなんか聞いてな  い?」
玲母「いいえ。何も聞いてないわよ」
玲「そっか。ま、私行ってくるね!」

寝坊でもしたのだろう。私はそう思い学校に行く事にした。

玲「じゃあ、翔太がもし来たら先に行 くって言っといて!」
玲母「はいはい。いってらっしゃい」
玲「行ってきまーす!」

もし、あと10分遅く出ていたら間に合っていたかもしれない…。翔太に会えていたかもしれない。

[プルルルプルルル]

玲母「あら、誰かしら?[カチャ]は   い、田中です。あらま、中野さ   ん。…え?そうなの?…ええ。そ  う、また急ねぇ。わざわざ知らせ  てくれてありがとうございま    す。あちらに着いたら連絡して頂  戴…ええ。また、お会いできると  良いわ!…はい、はい。また    ね!…失礼します。」
玲母「玲奈に言っておこうかしら。」
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