愛のない、演技だけの行為
三角公園についた。
周りには誰もいない。
ってかさっきのやつ来るのかな?
考えながら待っていたその瞬間だった。
「ガヴァ」
「ぁあん」
「み~つけた笑。可愛いね、その音笑」
「え、ちょ、ちょっと誰よいきなり、って隼人?!」
「お〜っす!、愛実!どう?元気してる?」
って元気よく話しかけてくれた隼人、3歳の時からの幼なじみ。少5の時、急に転校して遠くへ行ったけど、一ヶ月くらい前にここに戻ってきた。
「元気なさそうだな、どうしたんだよ?いつもの愛実らしくないぞ笑」
「別に、ただ考え事してただけよ。なにか文句でも?」
ちょっと強く言ってやった。わざとじゃないけど、ついつい言ってしまった。
「文句はねーよ。そういえば俺、明日から愛実と同じ中学校行くから、よろしくな。」