あたしは兄を探しています。
く、くそっ!!
免疫ないばかりに!!これは普通なの!?皆されてるような事なの!?
分からん…。


「お昼ご飯食べなきゃね」

「…うん」

「茜ちゃん」

「はい」

「ありがとう」

「…」

「僕も、茜ちゃんは大切な人だよ。勿論サクもね」

「うん」


リュウ君は目を細めて笑って、お弁当を食べ始めた。
あたしも自分のお弁当を見つめて、チビチビと食べた。リュウ君が頭を乗せた方の肩が少し、濡れてたように感じたけど、気のせいって事にしておこう。
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