あたしは兄を探しています。
「あっ、そういえば。リュウ君この前も女の子に告白されたらしいじゃん」
あたし、リュウ君にちょっとニヤニヤしながら話しかける。
「あー…、まぁね。えっ、何何?茜ちゃんもしかしてヤキモチ妬いてる!?僕が他の女の子に告白されて妬いてる!?取られるとか思っちゃってる!?」
「黙れよ、自意識過剰野郎」
思っていた事をサクが代わりに言った。
「でも大丈夫だよ、茜ちゃん。僕、女の子の中では茜ちゃんの事二番目に好きだからね。何処にも行かないから安心して」
「心配すらしてないんだけど…」
ボソッと聞こえるか聞こえないか分からないぐらいの声で答える。
でも二番?じゃあ、一番って誰だ?
「リュウ君、あたしが二番目に好きなら一番目って誰なのよ」
「えっ、そんなの僕に決まってるじゃないか」
「……」
聞いたあたしが馬鹿だったみたいです。
あー忘れてた。リュウ君は重度のナルシストなんだった…。
自分大好き人間。まぁ、自分に自信があるという事なのだろう。それは別に悪い事ではないし、むしろ凄い事だ。
でもこの人、自分の事好きすぎて、自分より好きだと思う子としか付き合わないらしい。
そんなん言ってたら、ずっと彼女出来ないよ彼…。
あたし、リュウ君にちょっとニヤニヤしながら話しかける。
「あー…、まぁね。えっ、何何?茜ちゃんもしかしてヤキモチ妬いてる!?僕が他の女の子に告白されて妬いてる!?取られるとか思っちゃってる!?」
「黙れよ、自意識過剰野郎」
思っていた事をサクが代わりに言った。
「でも大丈夫だよ、茜ちゃん。僕、女の子の中では茜ちゃんの事二番目に好きだからね。何処にも行かないから安心して」
「心配すらしてないんだけど…」
ボソッと聞こえるか聞こえないか分からないぐらいの声で答える。
でも二番?じゃあ、一番って誰だ?
「リュウ君、あたしが二番目に好きなら一番目って誰なのよ」
「えっ、そんなの僕に決まってるじゃないか」
「……」
聞いたあたしが馬鹿だったみたいです。
あー忘れてた。リュウ君は重度のナルシストなんだった…。
自分大好き人間。まぁ、自分に自信があるという事なのだろう。それは別に悪い事ではないし、むしろ凄い事だ。
でもこの人、自分の事好きすぎて、自分より好きだと思う子としか付き合わないらしい。
そんなん言ってたら、ずっと彼女出来ないよ彼…。