28才の初恋
5-3
早速、ソファに座り対策会議を開始する。
秘技!脳内会議の術でござる!!
会議のメンバーは三人。
私と、私の脳内に住んでいらっしゃる貴族の方々。
一人は先ほども素敵な助言をしてくださった髭のダンディこと『ナ・マーケ・モノー四世伯爵さま』である。
そしてもう一人、巻き髪が素敵なジェントルマン『モ・ノーグサ十四世公爵さま』だ。
二人ともお付き合いは長く、私が人生をサボる時には共に素敵な助言をしてくださる。
「まずは、リビングの掃除であろう」
「いやいや、玄関も埃で雪山が出来ておるぞ?」
「もしもトイレを使うと言ったらどうするのじゃ?」
「使える食器の確保も忘れてはいかん!」
会議は白熱する一方である。
だが、ここで一つの革命的な意見が出た!
「ゴミ袋じゃ! ゴミ袋が無いと掃除が出来ん!!」
――る……ルネッサーンス!!
秘技!脳内会議の術でござる!!
会議のメンバーは三人。
私と、私の脳内に住んでいらっしゃる貴族の方々。
一人は先ほども素敵な助言をしてくださった髭のダンディこと『ナ・マーケ・モノー四世伯爵さま』である。
そしてもう一人、巻き髪が素敵なジェントルマン『モ・ノーグサ十四世公爵さま』だ。
二人ともお付き合いは長く、私が人生をサボる時には共に素敵な助言をしてくださる。
「まずは、リビングの掃除であろう」
「いやいや、玄関も埃で雪山が出来ておるぞ?」
「もしもトイレを使うと言ったらどうするのじゃ?」
「使える食器の確保も忘れてはいかん!」
会議は白熱する一方である。
だが、ここで一つの革命的な意見が出た!
「ゴミ袋じゃ! ゴミ袋が無いと掃除が出来ん!!」
――る……ルネッサーンス!!