28才の初恋
「その、普段はクールな感じなんです。でも……たまに見せるオッチョコチョイな部分が……気になるというか」
う、うーん。
微妙に私に当てはまるような、違うような。
前半は当てはまっているけど……後半も当てはまっているのだろうか?
い、いや。きっと当てはまっているさ!
未来は希望に満ちているんじゃない!?
もう、ここは押しの一手で行くしかない!
こうなれば、早々にこの店を出て、もっと良い雰囲気のお店に行って。
そこで愛を語らうような感じに持ち込んでしまえば……案外行けそうな気がするぅー!
――あると思います!
そうと決まれば、早速テーブルの上の酒と肴を片付けてしまおう。
まだピッチャーが二つと肴が多数残っているが、これくらいの量ならば私にかかれば五分も持たない……って、あれ?
――大樹クン、やたらと飲むペースが上がってない?
う、うーん。
微妙に私に当てはまるような、違うような。
前半は当てはまっているけど……後半も当てはまっているのだろうか?
い、いや。きっと当てはまっているさ!
未来は希望に満ちているんじゃない!?
もう、ここは押しの一手で行くしかない!
こうなれば、早々にこの店を出て、もっと良い雰囲気のお店に行って。
そこで愛を語らうような感じに持ち込んでしまえば……案外行けそうな気がするぅー!
――あると思います!
そうと決まれば、早速テーブルの上の酒と肴を片付けてしまおう。
まだピッチャーが二つと肴が多数残っているが、これくらいの量ならば私にかかれば五分も持たない……って、あれ?
――大樹クン、やたらと飲むペースが上がってない?