28才の初恋
「好きなんですよねぇ? 池田くんのことぉ」
い、いや。好きじゃない。好きなんかじゃないよー!
――大好きだ。愛してる。好きなんてレベルじゃ語りつくせないよ!
って、そんな話じゃない。
こ、この女。私が大樹クンのことを思っていると知った上でああいう行動を取ってきたのか……!!
何か言い返してやりたいが、顔が熱くなり過ぎて上手く言葉が出せない。
そんな私にお構いなしに、小島は私を畳み掛けてくる。
「だいたい、課長ぉはオクテなんですよね、年齢のワリにぃ」
くう……放っておいてくれ。
私だって自分がこんなにもどかしい人間だとは思ってなかったんだから。
……小島って、結構ドSだ。
い、いや。好きじゃない。好きなんかじゃないよー!
――大好きだ。愛してる。好きなんてレベルじゃ語りつくせないよ!
って、そんな話じゃない。
こ、この女。私が大樹クンのことを思っていると知った上でああいう行動を取ってきたのか……!!
何か言い返してやりたいが、顔が熱くなり過ぎて上手く言葉が出せない。
そんな私にお構いなしに、小島は私を畳み掛けてくる。
「だいたい、課長ぉはオクテなんですよね、年齢のワリにぃ」
くう……放っておいてくれ。
私だって自分がこんなにもどかしい人間だとは思ってなかったんだから。
……小島って、結構ドSだ。