28才の初恋
――が、どうやら勘違いは私だったようで。
「あ、いや。もう二十三時を過ぎてるので……混浴の時間です」
すごく申し訳なさそうに大樹クンが返事をする。
――あれ?そうだっけ?
そう言えば、仲居さんに説明を受けた時に何時からだったか、露天風呂が混浴になるって話を聞いた気がする。
ということは……勘違いしてたのは私か?
途端に恥ずかしくなってくる。
そして、その恥ずかしさが妄想の勢いというものを完全に吹っ飛ばしてしまった。
――ひょっとして……大樹クンに裸を見られてしまう?
いや、そりゃあいずれは見せる。むしろ見せたいし見たい。
だが、今はまだ心の準備が整っていない。
ヤバい、急に恥ずかしくなってきた!!
「あ、いや。もう二十三時を過ぎてるので……混浴の時間です」
すごく申し訳なさそうに大樹クンが返事をする。
――あれ?そうだっけ?
そう言えば、仲居さんに説明を受けた時に何時からだったか、露天風呂が混浴になるって話を聞いた気がする。
ということは……勘違いしてたのは私か?
途端に恥ずかしくなってくる。
そして、その恥ずかしさが妄想の勢いというものを完全に吹っ飛ばしてしまった。
――ひょっとして……大樹クンに裸を見られてしまう?
いや、そりゃあいずれは見せる。むしろ見せたいし見たい。
だが、今はまだ心の準備が整っていない。
ヤバい、急に恥ずかしくなってきた!!