28才の初恋
「おお、池田クン。良い身体してるねー」

 大樹クンの横に来て、『裸を見られることなんて気にしないで良いのよ』というのをアピールしてみる。
 ついでに大樹クンの胸板にも軽く触れてみた。

――どっちの行動も、何か違うような気がするが。

「そ、そうですか?」

 大樹クンの声が裏返っているようだが。
 ここで私まで恥ずかしがってしまうと、大樹クンがさらに緊張してしまい計画が台無しになる。
 ここは……さらに恥ずかしくないことをアピールだ!

「そうよぉ、この肩の辺りの筋肉とかも凄いよねえ。さすが男の子だわ」

 と、肩の辺りをさすってみる。
 この動きをすると、私の胸……貧乳も丸見えになるのだが……恥ずかしくないことをアピールだ!!
< 438 / 518 >

この作品をシェア

pagetop