28才の初恋
「課長……この時をずっと待ってたんです」

 誰も居なくなったオフィスの中、大樹クンが不意に私の真横に立っていた。
 反応する間もなく、大樹クンがいきなり私の肩を抱きしめる……!!

「あっ……!」

 突然の大樹クンの行動に……私は抗うことさえ出来ない。
 なされるがまま……そのまま大樹クンが私の唇を塞ぐ。

「あ……んっ……!」

 そのまま大樹クンが私の上着に手をかけた……。こんな場所で?そう思いつつも、私は大樹クンの手に、そっと自分の手を添える。
 
――二人の……熱い夜が始まる……。
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