28才の初恋
2-8
「池田くん、課長をタクシーまで連れって行ってあげてくれないか?」
そう提案したのは、眼鏡をかけた割り箸……じゃなくて、橋本だった。
自分では平気なつもりだったが、端から見てもマズいくらいに私は酔っているようだった。
……って。今、何って言った?
い、池田クン?大樹クンが私をタクシーに送るの?良いの!?
何なの?この幸運の連続は!?
死ぬの?私これから死ぬの!?
うん、このまま死んでも幸せ……だけど。
マジかっ!?マジでかっ!?
タクシー乗り場までに……大樹クンを押し倒すような場所を思い出せない自分に絶望した!!
そう提案したのは、眼鏡をかけた割り箸……じゃなくて、橋本だった。
自分では平気なつもりだったが、端から見てもマズいくらいに私は酔っているようだった。
……って。今、何って言った?
い、池田クン?大樹クンが私をタクシーに送るの?良いの!?
何なの?この幸運の連続は!?
死ぬの?私これから死ぬの!?
うん、このまま死んでも幸せ……だけど。
マジかっ!?マジでかっ!?
タクシー乗り場までに……大樹クンを押し倒すような場所を思い出せない自分に絶望した!!