君と星空の彼方
うわぁ、何この空気耐えきれない。
ムルとギクシャクしそうでなんか嫌だし。
人間トラブルとかには縁がない私、これからも縁なしで生きて行きたいですし。
「………おーい、ムルさんやー」
ムルは私の言葉にはっとすると、
「あ…すいません」
「どうした?」
私の言葉に、ムルはゆっくりと話し出す。
「きっとホシノ様は、星使いでないのでしょう。
星使いならば、必ずと言っていいほどあの扉で覚醒します。
けれど…ほぼの確率でホシノ様は覚醒するでしょう。
安心してくださいませ、ホシノ様。
ホシノ様はミズキ様と同室でございます」
え…
や…や……
「やっっしゃああぁ!」
「やっしゃあってなんなんでしょうか。
やったとよっしゃあが混ざったとかそんな感じなのでしょうか」
そうだよムル!
だって、嬉しいじゃん!
「良かったぁ…これから私は1人寂しい友達いないライフかと思ったから。
ミズキと同室だったら楽しいだろうし!」
それに…
せっかくこの変な学園に来たのに、覚醒しなかったら…悲しいじゃん?
「あの3人は、友達ではないのですか?」
「え!友達だよ!……多分」
「そこは多分なんですか…」
なんかムルの視線が、私を哀れむような視線なんですけど?
ちょっと苦しいなぁ…?
「まぁ、それはともかくです。
朝になりましたらまたお呼びいたしますので、朝になるまではこの部屋のいてください。
それと、これを」
ムルは私の前に紙袋を差し出した。
「お母様からの預かり物でございます」
ムルとギクシャクしそうでなんか嫌だし。
人間トラブルとかには縁がない私、これからも縁なしで生きて行きたいですし。
「………おーい、ムルさんやー」
ムルは私の言葉にはっとすると、
「あ…すいません」
「どうした?」
私の言葉に、ムルはゆっくりと話し出す。
「きっとホシノ様は、星使いでないのでしょう。
星使いならば、必ずと言っていいほどあの扉で覚醒します。
けれど…ほぼの確率でホシノ様は覚醒するでしょう。
安心してくださいませ、ホシノ様。
ホシノ様はミズキ様と同室でございます」
え…
や…や……
「やっっしゃああぁ!」
「やっしゃあってなんなんでしょうか。
やったとよっしゃあが混ざったとかそんな感じなのでしょうか」
そうだよムル!
だって、嬉しいじゃん!
「良かったぁ…これから私は1人寂しい友達いないライフかと思ったから。
ミズキと同室だったら楽しいだろうし!」
それに…
せっかくこの変な学園に来たのに、覚醒しなかったら…悲しいじゃん?
「あの3人は、友達ではないのですか?」
「え!友達だよ!……多分」
「そこは多分なんですか…」
なんかムルの視線が、私を哀れむような視線なんですけど?
ちょっと苦しいなぁ…?
「まぁ、それはともかくです。
朝になりましたらまたお呼びいたしますので、朝になるまではこの部屋のいてください。
それと、これを」
ムルは私の前に紙袋を差し出した。
「お母様からの預かり物でございます」