君と星空の彼方
ただそれを見上げることしかできない私。

横には私と同じように動揺を隠し切れてない夜月。



少し微笑みながら見上げている副会長さんと書記長さん。



余裕の笑みを、勝利の笑みを浮かべる生徒会長。




そして…怪物2体をつまらなそうな目で見ているセイヤ。




なんでセイヤあんなに余裕そうなのよおぉぉ〜!


なめてない、ラドスとケルベロス⁉︎


どっちもやばいからね⁉︎




いくらセイヤが強いからって…ラドスとケルベロスに加えてエキドナなんて、ぜっったい無理!





「……ここからが本当の始まりで、たった今ゴングが鳴ったようなものですよ…?



いけ!ケルベロス、ラドス‼︎」



高らかに笑いながらそう言った生徒会長の指揮に合わせて、ケルベロスがセイヤに飛びかかった。



それを寸前でセイヤは避けて、アストレアの力を出そうとしているのか一瞬目を閉じる。




けどその瞬間、上にいるラドスの口から真っ赤な炎が放たれる…‼︎






またギリギリで気付いたセイヤは、それをうまく避ける。



けど避けた先に、ケルベロスとエキドナがいて…



が続いて、セイヤは全く体を止められることができない!







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