君と星空の彼方
「…嘘だな。

信じてくれるか?」


セイヤの言葉に、3人は揃ってうなずいた。


みんな、信じてくれるんだ。


ついさっきまであんなに鋭い目だったのに…今は、柔らかくなってる。


…気がする。



「それに怒った一族の長は、打倒星の力ってことで、

お前らを酷く敵対視して…


表で激しい問題にならないように、宙橋学園の生徒を潰して若い能力者を消して…

いずれは一族を消そうと思ったらしいんだ」



「…そうゆうことか。

まあ、確かにそんなこと言われれば、俺らを信じられるはずはないか」



そりゃそうだよね。


いくら信じたくても…いつ裏切られるか分からない。



話し合いも、自分たちの情報を聞き出すためのかも…とか思ったのかもしれないしね。




「なんで政府がそんなことを言ったのか…分かるか?」


「あ、確かに問題はそこか…

なんでだろうね…?」




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