君と星空の彼方

☆twentyone☆いにしえの祭り

起床は朝の5時。


けどホテルの外からは人々の雑踏やはしゃぎ声が聞こえ始めていた。



いつも通りの制服…の下に一応戦闘着を着て、顔を洗って髪をとけば準備完了。



ミズキとマナミ先輩3人で朝食バイキングとへと向かう。




……そんな予定を難なくこなすのも一苦労だった。




前々から3人で朝食の約束をしていたのに…


まさか行く先で男子3名と遭遇することは予想できなかった。



なぜならこのホテルには10個ぐらいのレストランがあるから。




なのに…かぶるなんて、予測していなかった。




いつもなら「一緒に食べよっかー」と提案した先輩2人の意見に快く承諾しただろうし、

朝食バイキングもとても美味しく食べれたはず。




けど…セイヤの顔を見るたびに、おでこの一部分から熱がじわじわと広がってく。