その目にうつるもの

はぁ、はぁ、
やっとついた...
理事長室遠いんだよ!

余計な体力使っちまった。

「(ったく)失礼しまーす」

あ、ノック忘れたー


いっか。
面倒だし...いいよな?



「ノック忘れてるぞ?澪桜(みおう)」


っげ。この声...

「瑞那(みずな)!?」


こいつは、
星季 瑞那(ほしき みずな)
爽やかそうな名前してるけど、
世界No,1の翼龍(よくりゅう)の元暴走族総長。で、俺のそっちの方の先輩。
瑞那は11代目だったけど俺は14代目。
そんで、瑞那の代の幹部達が


ダダダダダダ
ダダダダダダダダダダダダ


今こっちに向かっているであろう奴等

あんなに騒がしい奴ら、こいつ等しかいねぇだろ



バンッ!!!!


「(耳壊れる...)」



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