その目にうつるもの
「どうしたんですか?みぃ。」

「あ、やぁ。大丈夫だ。悪いな樹・・・。」

優しい奴だ。


そんでこいつが、
璃澄亜 樹(りすみあ いつき)
琥珀いろの髪に銀のメッシュ。琥珀色の綺麗なカラコン。
特注で作ってもらったんだろう。
こんなもん安いもんだろ。
だってこいつは世界で名をとどろかす、璃澄亜財閥の二男だからな。
こいつの名前聞けば、世界中の奴らがひれ伏せるだろうな。
まぁ、二男だから長男のように期待されることがないため、自由奔放に生きすぎて、ぐれてあの世界に入ったんだがな。
そんな奴だがとっても優しい。けど、怒ると怖い。
だから、族の副総長も務めることができる。

ちなみに、
瑞那が総長
樹が副総長
遼華が幹部

ってゆう構成。あと幹部が二人ほどいるんだが、馬鹿すぎて就職先がなったため俺の会社でや雇ってる。まぁ、表より裏の仕事の方がいい実績残して、組に貢献しているようだが。

そう、俺の家は、
表は世界No,1の財閥、陽奈月財閥
裏は世界NO,1の組、陽月(ひつき)組

そのため俺は、裏世界でやっていけるように、瑞那の代から翼龍に入れられた。
まぁ、反対は俺もしなかったけどな。それまでは、喧嘩もろくにできなくて、将来が不安だったからな。
だから、中学のころから、
暇な時に財閥の方の副社長としていろいろ仕事したり、深夜はほぼ毎日若頭としていろんなところの組潰しをし、一日のほとんどを翼龍に費やしていた。

そのため、学校は小学校以来行っていなかった。
とゆうか、行く必要がなかった。

なぜなら、小学生の頃にアメリカとフランスの両方の大学を飛び級で卒業済み。
だから、行く必要が無かった。


「みぃ。みぃ。」



高校は、暇つぶし。
5年間の休暇をどちらともとったから。
残りの2年間はどうするか考え中。

「みぃ!!どうしたんですか?今日は少しぼうっとしすぎな気がしますけれども。
まぁ、そんなみぃの顔も可愛くて僕的には好きですけれども。」


「樹のそうゆうところ、俺は嫌いだ」


まったく。
たまに出るお世辞は、大っ嫌いだ。
信頼されてないようでな。

俺も財閥のパーティーなら言ったことある。
けどな、信頼しあってる者同士が使うもんじゃない。
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